7月18日・19日に東京で6次産業化を推進するイベントが開催される。農林水産省が主催する。
イベント名は「6次産業化フェスティバル~地域のたからが新たな食の産業を創り出す~」というもので、6次産業化により付加価値を向上させた農林水産物の魅力を消費者や産業界に広く発信し、日本の農林水産物の消費拡大につなげるのが目的だという。
このイベントでは6次産業化の魅力を伝えるシンポジウム、商品のPRや販売を行う6次産業化フェアが開催され、6次産業化によって創り出された商品を実際に手に取り、魅力を感じられるものになるという。
シンポジウムは池袋のホテルメトロポリタン3階「富士」で18日に行われる。シンポジウムの後には、試食・意見交換会や商談会も開催される。
基調講演
「6次産業化による農林漁業のイノベーション」
片岡寛氏(一橋大学名誉教授(東京理科大学大学院イノベーション研究科教授))
事例発表
「ジビエを有効活用した地域活性化」
藤木徳彦氏(長野県・オーベルジュ・エスポワールオーナーシェフ 日本ジビエ振興協議会代表)
久保田穣氏((株)ジェイティービー常務取締役)
ボランタリー・プランナーサミット(パネルディスカッション)
「6次産業化で日本を元気に!〜輝く女性のチカラ〜」
コーディネーター:江草聡美氏(日本野菜ソムリエ協会講師)
パネリスト:大谷洋子氏(富山県・「いきいき富山館」物産・地酒アドバイザー)
北川静子氏(三重県・(有)せいわの里代表)
山根多恵氏(山口県・旅館吉田屋女将 農を軸とした第六次産業in 山口事業協同組合理事)
※ボランタリー・プランナーとは、先導的に6次産業化を実践している事業者など。
また池袋のメトロポリタンプラザビル1階自由通路では18日・19日の両日に全国各地の農林漁業者の作った商品を販売する「6次産業化フェア」も開催される。
日本地域産業総合研究所の関連事業部門(フード・アクション・ニッポンの推進メンバー)が「6次産業化フェスティバル」に参加することになりました。
当日の模様などは追ってレポートしたいと思います。